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  • 執筆者の写真みらいてーぶる事務局 特定非営利活動法人

「みらいてーぶる」理事(監事)の北川です。

あけましておめでとうございます。 みなさま、はじめまして北川です。 初回投稿いただいた谷本さんを支える理事のひとりとして監事を務めております。 2023年兎年があけました。 跳ね回る兎が厄災を回避して躍動するかの如く、当法人もあやかりたいものとおもっています。 わたしは、代表理事である谷本さんと知り合って2年くらいになります。ほかの理事や正会員のみなさんが知り合われたのはさらに昔のことと聞いておりますので、新参といえるかとおもいます。 谷本さんと話をするようになったのは、じつは偶然の産物でして。わたしが仕事でお伺いした先が谷本邸であったという奇妙な御縁のはなしをしたいとおもいます。

以下、当方勤務先で公開中のブログ過去記事を引用します。

「人間のしあわせとは」 みなさま、こんにちは。北川です。 激動の2021年も過ぎ去りました。 令和4年本年も何卒よろしくお願いいたします。 大仰なタイトルになってしまいましたが、、 年末のできごとのはなしをします。 2021年12月28日 横浜市某所のお客様Tさん邸へ 当社カレンダーとGLカラー外壁を磨くワックスを持参しご挨拶にお伺いしました。 先日テデスキーTBの2枚組CDをくださった方です。 前回2時間話し込んだ方と、さてまたどんなはなしをしたかといいますと、、 Tさんは約40年料理人の仕事をされています。 いまは某国大使公邸で料理長を務めておられます。 関西から出てこられて40年もの間、18歳から東京のあらゆるレストラン、ホテルで経験を積まれ、この3年は料理長ながらコロナ禍で会食は激減したため、生活上かなり時間の余裕があるそうです。 最大400人収容できる公邸もとてもそんな大人数のバンケットは行えるわけがありません。 当の外交官たちもかなり帰国してしまったとか、、、 あと数年で60歳を迎えるTさん 現在は自分のレストランを持つビジョンはなく、名のあるホテルの料理長にも興味はないそうです。 (日本のプロ料理人は割と短期間で職場を変わる傾向があります) そんなこんなレストランに纏わる四方山話などをしていると 「北川さん こどもって好き?」 とふいに聞かれました 「そうですねえ。自分の子どももそうですが チームの子どもたちも面倒みてるので一緒にいるとおもしろいですよ」 再婚されたTさんは現在お子様はおらず犬2頭と奥様と生活されています。 「あのね、ぼく いまね児童養護施設でボランティアしてるんですよ。休みの日に。料理を教えてあげて一緒につくるんよ。訪ねた日はね」 「ほほう..... それは結構お手伝いされて長いんですか」 「ん コロナになってからやね。時間出来たからいろんな本読むやん。 ほいでさ、自分があと20年何して生きるのか考えるやんか。 休みに犬と遊んで今もしあわせなんやけどさ。 ほんで年齢なりに社会貢献せなあかんなーとか 自分が次世代にのこせることって一体なんやろ、、、て考えてんな。 ほいでな、仲間の料理人とさ、世の中でハンデある子どもにしてあげられることないかなってはなししてさ。 月1回くらい一緒にすごしてるんよ。 大使館に連れてったりさ。こないだはクリスマス会してん。 コロナ感染者が激増した半年くらいは行かれへんかったからさ 久々行ったら、お子たちがえーらいおおきなっててビックリしたわ」 またまた、どえらい有難いお話を拝聴しました。 「いまってさ 施設にいる子たちって親いてる子と見た目変わらへんし変に暗くないやん。 頭いいっていうか子どもなんやけどただ文句いうてても何にも変わらへん。てわかってるからさ。 このストレングスには頭下がるわほんまに。逞しさな ほんでもな ある女の子にやってみたいことなんかある?ってきいたらさ 『おかあさんといっしょに ごはんたべたい』 って小さい声でゆうんよ... 叶わないてわかっててもその子の夢って、普段いわれへんけどそれなんよ。。」 いやはや、、まいりました 言葉を失いました 不意に差し込まれる崇高な神のミッションです。 「そんだけハンデあっても泣き言いわないで毎日がんばってる子らみてると、時間と余裕あるおっちゃんらがなんとか助けてやらなあかんな思て、 『体験・経験』 『知識』をいまのうちに普通のいえの子とおなじように授けてあげたい。 社会へでるまえに役立つことを覚えてもらいたい。 そうおもってさ仲間とサポートをやってるんよ」 暮れのご機嫌取りからはじまってまたまた2時間、社会における自分とは、人間がしあわせになるには。深く深く考えさせられた暮れのある日のできごとでした。 12月に会食した同級生(損保ジャパン勤務)も障碍者へのボランティアをしているそうですが、アメリカでは寄付とボランティアは富の再分配としてもはや常識です。 無論各地域に根付いた教会のおしえが下支えとしてありますね。 ことしは自分が出来ることで、友人知人の手助けも可能な限りやっていこうとおもっています。 人助けでよろこんで貰えることも自分のしあわせでしょうし。 火宅の人*にならないよう注意しながら。 *文豪・檀一雄氏の名著。家庭を顧みない既婚男性の出奔記 本年もおつきあいのほどよろしくお願いいたします
以上雑文ご精読をまことにありがとうございました。

以上、引用を終わります。 関西出自の私は関西弁の谷本さんにとても親近感を持ち、はじめてお会いした2年前の秋以来いろんな会話をしてきました。 ちなみに上記引用ブログ記事の面会時、話を聞き終わった私は「わたしで出来ることがあれば、手伝わせてください」と申し出て、そして今日に至ります。 ご自宅で愛犬ももが寝る傍ら、法人登記の準備で4時間くらい打合せしたり。実際に児童養護施設へ昨年一度訪問同行もしました。当法人名称の考案にはのべ30時間くらい各位と討議に時間をかけたとおもいます。先日もオリジナルサイトの仕様改訂検討などで12月に打合せたばかりでした。 わたしはたまさか、他の理事やメンバーみなさまが料理人である共通項と違い、広告やマーケティングの仕事に長く従事してきたものですので、いわゆる新規事業開発の類いにあたる本プロジェクトの立ち上げでも、なにがローンチに必要で、ビジネスデベロップメントに必要な要件出しを(資金集めの確実であろう手法、協賛提案内容の検討など)谷本さんの相談に応じて、またメンバー押野さんほかみなさんの協力も得て、きょうの有り体まで屋台骨を整えるお手伝いをしてきました。 まだまだ立ち上がったばかりの法人で、財産もわずかな会員会費のみです。活動の活性化、拡充にやらなくてならないことは山ほどあるのが現状です。 本日申し上げたかったこと。 私も息子が一人おりますが、世の中の子どもたちがいろんな理由でずっと不幸な人生をおくることになるのは見るに堪えないものです。 息子にもそう願いますし、知り合った未成年の男女にもおなじにおもいます。 では。見えない先、みらいに灯りを照らすのになにを授けたらよいかを整えれば、資金さえ集めて協力者も集めればそれができる。そして路頭に迷う青年を徐々に減らせるはず、と考えるおとなたちの思索と行動なのです。 自己肯定感と自尊心を取り戻して、世の中を渡っていく知識と自信を深めてほしい。当法人究極の願いはこれに尽きると考えております。 谷本さんはまず子どもたちと頻度を増やしコミュニケーションをとることで、現状把握と信頼構築に努めてくださいました。 そこからさき、彼・彼女らの「自立」獲得準備にはさらに時間と労力が必要です。 当法人は会社組織ではありませんので、メンバー各位無報酬の可処分時間で活動を積み重ねています。ですが、リソースを有償で増やすことも可能であり、原資が用意できれば、わたしたちが考える自立支援は順に実行へと移していけます。 長文の本稿をご精読くださり、まことにありがとうございます。 当方へ賛同くださるかたはいつでもご連絡くだされば幸いです。いかなるご質問、ご相談等にも極力はやくご対応さしあげますので、まずは感想からお聞かせください。 みらいてーぶるは、活動内容等の情報発信をしてまいりますので、みなさまのご理解、寄附のご協力を賜りたい次第です。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。


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